2025年 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新年を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
また、旧年中は格別のご高配を賜り、深く感謝申し上げます。
昨年2024年は建設業にとって節目の年となりました。
働き方改革の猶予期間が終わり、時間外労働の上限規制が適用されたことで、現場での働き方も大きく変わりました。
主に土曜日の現場作業ですが、今まで当たり前に月曜日から土曜日の週6日現場作業だったところが、現場により差はありますが、4週8休や4週6休などの導入が増えてきました。
しかしながら、公共工事が主の土木工事と比較をすると民間工事が主の建築工事はまだまだ様子見で足並みが揃っていない印象を受けます。
また、昨年は県内企業の賃上げも顕著な印象を受けました。
例年新卒採用のために学校訪問をし、先生方とお話をさせていただきますが、昨年はどの学校でも求人票の給与上昇についての話を受けました。
人手不足で売り手市場の影響や政府からの賃上げ要請などを受け、工場系の大手企業を中心にその子会社、さらに周辺企業へと賃上げの波が来ているようです。
働き方改革・賃上げと人材確保において重要な2点で建設業全体の足並みが揃わず、大きく後れを取っています。
建設業の特性上、監督だけでも職人だけでも仕事はできないので、建設業全体が一致団結し若手が集まる業界へと変えていかなければなりません。
そのために、弊社もただ受け身になるのではなく、まずは出来ることから改善を行い、同業者や建設業全体へといい影響を与えられるよう今年一年精進して参りたいと思います。
皆様のご健勝とご発展をお祈りいたしますとともに、本年も格別のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。