2024年3月14日から18日までの5日間ベトナム視察へ行ってきました。

弊社では2015年から技能実習生の受け入れを行っていますが、9年間で日本・ベトナム両国の国内情勢や、技能実習制度に対する規制など様々な変化があり、現地でのリアルな声を聴くためベトナムを訪問しました。

　

今回は、同じ実習生組合を利用している鉄筋業者様に同行させてもらい、弊社とは別の送り出し機関での面接を見学させていただきました。

　

別の日には弊社が受け入れを行っている送り出し機関の授業を見学させていただき、入学直後のクラスから出国直前のクラスなど様々な学生と会話をすることが出来ました。

そのうえで、弊社の日本人従業員・実習生・特定技能から聞き取りを行った結果を伝え、面接後の勉強に対する進捗の確認を依頼するとともに、型枠施工のイメージに相違が無いように業務内容を正しく伝えていただくようお願いしました。

　

学校が休みの土曜日には、昨年帰国した1期生のロンさんが日本で稼いだお金で家を新築したとのことで家庭訪問を行いました。

ロンさんの家では、日本でもなじみのある揚げ春巻きをはじめ、鶏肉、アヒル肉など豪華な昼食をいただきました。

また、バインガイ(Banh Gai)と呼ばれるベトナムでもハイズオン周辺で食べられているお餅もいただきました。黒い餅の中には黄色い餡とココナッツが入っておりほのかに甘くとてもおいしかったです。

日本では味わうことができないベトナムの家庭料理を堪能することができ、良い経験になりました。

　

今回のベトナム視察では、改めて、実習生の送り出し機関入校から出国までの流れや金銭的な負担、勉強のカリキュラム、日本以外の実習先の現状など実習制度に係ることから、ベトナムの生活や給与水準などリアルなベトナムを学ぶことが出来ました。

また、送り出し機関とも親交を深めつつ、弊社からの要望・問題点をお伝えし、長く技能実習生を受け入れる体制の強化を図ることができました。

今後も長くベトナムの技能実習生を受け入れ、さらに特定技能へと成長できる環境を整えることはもちろんですが、日本人従業員へ不要な負担がかからぬよう関係各所と連携していきたいと思います。